FXとは

FXとは「Foreign Exchange」の英略です。正式名称は外国為替証拠金取引といいます。

FXを一言で表すと、異なる通貨の売買となります。

外貨預金では、外貨を「買ってから売る」という順序でしか取引ができません。これでは、円高が継続しているような局面では、外貨預金だと「為替差損」を被る可能性が高くなります。

しかし、FXは、「外貨を売ってから、買い戻す」という順序でも取引が可能です。

例えば…

米ドル安・円高が続く局面では、外貨預金では為替差損を被ることになりますが、FXであれば「米ドル売り円買い」取引によって米ドル安・円高でも為替差益を得ることもできます。

外貨預金とFXとの違いは?

低金利が続く日本では、預金利息はほとんどゼロです。より有利な投資先を求めて、外貨を買う人が大勢います。そこで、外貨預金とFXを比べてみます。


この2つの金融商品の違いを確認しましょう。

1)FXは、取引手数料が断然安い

FXと外貨預金の大きな違いの1つは、手数料です。

通常、大手銀行で米ドルを買うとき、片道1円の為替手数料が必要です。すなわち、1ドル100円のとき、手数料は1%に相当します。米ドルを買って運用した後、再び円に戻します。すなわち、通常時の為替手数料は合計で2%(スプレッド200銭)です。

スプレッドが最も狭い米ドルでも、買った瞬間に2%のマイナスになってしまいます。金利でこの手数料を取り戻すには、大変な時間がかかります。

豪ドルやNZドルなどの高金利通貨ならば、どうでしょう。この場合、更に為替手数料が高く設定されています。よって、円安で為替差益を得ないと、利益を上げるのは大変です。円安期待ということは、半ば運に任せるということです。

一方、FXの場合、米ドル円のスプレッドは0.3銭が多いです。FXのスプレッドは、大手銀行の0.15%しかありません。逆に言えば、大手銀行の為替手数料は、FXの600倍以上もあります。

手数料が600倍以上という時点で、外貨預金をやりたいと思う人はいなくなるでしょう。さらに比較を続けます。


2)FXの方が、金利が高い

FXの場合、外貨預金の金利に相当するものをスワップポイントと言います。このスワップポイントと外貨預金金利を比較すると、スワップポイントのほうが大きいことが一般的です。


3)FXは、レバレッジが使える

FXは、レバレッジが使えます。一方、外貨預金は、できません。レバレッジとは、自己資金よりも大きな取引ができることです。

レバレッジを使えば、少額の資金からでも外貨を買えます。しかし、自己資金以上のポジションを持つことになります。そこで、適切に資金管理することが、取引のポイントになります。

スワップポイント狙いの場合、レバレッジを2倍未満にすると安全度が高くなるでしょう(外貨預金は、常に1倍以下です)。